さらに美しいダッシュボードを作成できる Tableau Public 2018.2

By Scott Teal- July 30, 2018

Tableau Public 2018.2 が、ワンランク上のダッシュボードの作成に役立つ機能を備えて登場しました。モバイルレイアウトの自動作成ダッシュボードのグリッド線透明なクイックフィルターなどの使いやすいダッシュボードレイアウトツールが新たに追加されています。また今回のリリースでは、共通する属性が位置情報のみの場合でもデータソースを結合できる空間データの結合機能など、Tableau のマッピング機能もさらに強化されました。

Tableau Public 2018.2

Mac 版、Windows 版ともに無料

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モバイルレイアウトの自動作成

モバイルに対応したダッシュボードの作成もさらに簡単になりました。モバイルレイアウトの自動作成機能は、モバイルのベストプラクティスを適用して、デスクトップレイアウトからスマートフォンやタブレットのレイアウトを作成します。作成されたレイアウトはそのままで使うことも、またダッシュボードを編集してモバイルでの操作性をカスタマイズすることもできます。モバイルレイアウトの自動作成は、次の手順で行います。

  1. [デバイスのプレビュー] を選択します
  2. [スマートフォン] を選択します
  3. [スマートフォンレイアウトの追加] をクリックします

スマートフォンレイアウトでは、ダッシュボードの全要素が垂直方向に並ぶようになりました。スマートフォンでの表示に適したスペース設定を行う、シンプルなレイアウトです。また、タブレットレイアウトではすべてを合わせるスペース設定が既定で行われるようになったので、ダッシュボード全体が画面に収まります。

ダッシュボードのグリッド線

グリッド線を使って、ダッシュボードの要素の位置を正確に調整できるようになりました。グリッド線はダッシュボードの上に重なって表示され、キーボードの矢印キーを使って浮動要素をピクセル単位で移動することもサイズ変更することもできます。また移動する場合は、ダッシュボードの要素をプレビューで確認しながら美しい配置を探せます。デザインを短時間でブラッシュアップするのに役立つヒントをいくつかご紹介します。

グリッド線の表示と非表示を適宜切り替えることができます

  • グリッド線の表示/非表示やセルのサイズは、ダッシュボードごとに設定できます
  • グリッド線の表示/非表示は、[ダッシュボード] > [グリッドを表示] メニューで切り替えることができます
  • グリッドのセルの既定サイズは 20 ピクセルです
  • セルのサイズの範囲: 5 ~ 1,000 ピクセル
  • グリッドのセルのサイズは、[ダッシュボード] > [グリッドオプション] メニューで変更できます
  • グリッドの設定 (サイズと表示/非表示) は、ワークブック内の各ダッシュボードごとに記憶されます

キーボードを使った微調整

  • 1 ピクセルずつ微調整を行うには、上下左右の矢印キーを使います
  • 10 ピクセルずつ微調整を行うには、Shift キーを押しながら矢印キーを使います

キーボードを使ったサイズ変更

  • ダッシュボードの浮動オブジェクトは、キーボードを使って幅と高さを変更することができます
  • 1 ピクセルのサイズ変更: Alt + 矢印キー
  • 10 ピクセルのサイズ変更: Alt + Shift + 矢印キー
  • ダッシュボードの浮動オブジェクトを移動する場合は、ビットマップのプレビューが表示されます

キーボードショートカット

  • G を押すと、グリッド線の表示/非表示が切り替わります
  • T を押すと、[ダッシュボード] タブと [レイアウト] タブが切り替わります


透明なフィルター、ハイライター、パラメーター

クイックフィルターやハイライター、パラメーターを透明にできるようになったので、ダッシュボード全体のデザインが簡単に統一できます。透明なフィルターの作成手順は次の通りです。

  1. ダッシュボードでビジュアライゼーションを選択します
  2. ビジュアライゼーションのドロップダウンメニューから、クイックフィルター、パラメーター、ハイライターのいずれかを追加します
  3. フィルターを選択します
  4. フィルターのドロップダウンメニューで [書式設定] を選択します
  5. [書式設定] ペインの [本文] で [網掛け] を選択します
  6. 色を選択し、スライダーを使って透明度を調整します


空間データの結合

共通要素が位置のみの 2 つのデータセットを結合することができるようになりました。地理的エリア内の点を簡単に分析して、空間データを深く理解しましょう。空間データの結合機能の使い方は次の通りです。

  1. 新しいワークブックを作成し、多角形データがある空間データソース (シェープファイル「US Zip Codes」) に接続します
  2. 点データがある別の空間データソース (シェープファイル「Wake County Restaurants」) に接続します
  3. ジオメトリとジオメトリの共通部分を指定するように結合を設定します
  4. 結合後のデータでビジュアライゼーションを作成します (例: 片方のシェープファイルの点をプロットし、ツールヒントでは両方のソースのフィールドを表示)
  5. 結合したシェープファイルを、 二重軸プロット を使って同時に表示します

Tableau Public 2018.2 では、線と多角形の縁のレンダリング方法も変更されており、弧のパスがはるかに簡単に生成できるようになりました。今後、2018.2 の他のマッピング機能を深く掘り下げるブログが予定されていますので、どうぞご期待ください。

- Tableau Public チーム